藤沢数希さんの「損する結婚 儲かる離婚」を読みました。
私は結婚願望があったのですが、いかに結婚に対してお花畑だったのか思い知り、頭の中のお花が全てシオシオに枯れて全焼した。
お陰で結婚願望が0になってしまいました。
そのくらいインパクトがある本でした。
婚姻費用ことコンピの地獄の罠
最重要なのがコンピこと婚姻費用だ 。
民法の規定で 、夫婦は相手の生活を自分と同じレベルで維持し 、夫婦の資産 、収入その他一切の事情を考慮して 、婚姻から生ずる費用を分担する義務があるとされている 。
これが婚姻費用の法的根拠であり 、具体的には 、夫婦間でより稼いでいる方が 、そうでない方に毎月一定の金額を支払う義務があるのだ 。弁護士業界では 、婚姻費用のことを略して 「コンピ 」と呼んでいる
え!?(⌒▽⌒)
婚姻費用は持っている財産でなくフロ ーの所得により決まる 。財産分与は結婚後に蓄えられた財産 ( =共有財産 )を夫婦で分割することである 。
結婚と離婚で動く大きな金はこのふたつであり 、浮気が発覚した場合に支払わなければいけない慰謝料などは取るに足らない金額なのだ 。
つまり離婚原因がどっちであるか、どっちのほうが悪いかは、さして重要ではなくて、純粋に結婚後にできた資産が分割されるってことですね♪( ´▽`)
結婚の法律は男女平等
男性のほうが年収が多いとして解説していくが 、女性のほうが年収が多ければ 、性を入れ替えて読んでいただければ 、そっくりそのまま書かれている議論が当てはまる 。
なぜならば 、男女平等というのは近代国家の法の精神の基本だからだ 。当たり前だが 、バリバリ働いている女性は 、稼ぎの少ない男性と結婚したら彼を養う義務があり 、離婚するなら彼に相応の金を払ってやる必要があるのだ。
なんてこったい/(^o^)\
いや〜私はなんだかんだで女性で結婚したら妻の立場だから、どっかしらに優遇されてると勘違いしていたようです★てへぺろ
法律のほうが男女平等の精神が進んでいたようです♪( ´θ`)ノ
あはは(乾いた笑い)
貧乏な男と結婚してもメリットはない
女性は自分より所得の低い貧乏な男性と結婚する経済的なメリットはあるのだろうか ?結論から先に書くと 、まったくない 。
貧乏な男と結婚したら 、家庭を持ったり 、子供を作ったりできるではないか 、と言っている人は根本的に何かを間違えている 。なぜならば男と一緒に住むことも 、子供を作ることも 、当然であるが結婚しなくてもできるのであり 、結婚という金融商品の譲渡契約とそれらは無関係だからである。
貧乏な男と結婚してしまえば 、子供を養うだけでなく 、その上に夫まで養う義務を負うのだ
絶対にイヤだわ
顔文字でブログの文章をデコレーションするのもイヤだと思うくらいに本気でイヤです。冗談抜きでイヤです。本当にイヤ。
もし貧乏な男性と結婚した場合、浮気されて離婚されたとしても、元旦那と財産分与して、元旦那のコンピ を払って養わないといけないということです。
なんて馬鹿馬鹿しいんでしょう!
そんなことになったら、元旦那をコンクリート漬けにして琵琶湖に沈めてしまうかもしれません。
自分よりも収入が少ない貧乏な男との結婚を意識したことがあったので、私は青ざめました。気の迷いで心の底から結婚をしなくて良かったと思いました。
結婚願望が無事になくなりました
結婚制度がクソだと言われている理由がよく分かったし、結婚率の低下に少子化が進んでいる理由もよく理解できた気がします。
私のパンパンに膨れていた結婚への希望が無事にシワシワにしぼんでいきました。
も独身で良いです。もしくは事実婚で良いです。
もし私が結婚した場合は、金持ちの男性を上手く騙した時でしょう。
または外国人男性のビザ目当ての結婚がありだと思います。
ここまで結婚に対して赤裸々にお金のことだけにフォーカスした本って今までになかったです。隠した方が利益を守れるので公にならなかったようです。
- 紗栄子さん×ダルビッシュ有さん
- 矢口真里さん×中村昌也さん
- ファンキーモンキーベイビーズの加藤さん
などの著名人の離婚報道での金銭的解釈は非常にわかりやすく参考になりました。
また、どういう人を結婚相手に選ぶべきかという話も非常に興味深かったです。
結婚のことをわかってるようでわかってなかったです。
男女問わず結婚する前にぜひ読むべき本だと思いました。