「好き、愛してる」という言葉ほど人によって重量や熱量に差がある気がします。
同じ言葉でも使う人によって意味合いが違うし感じ方が違うしギャップがすごいです。
愛してると好きの混同
「愛してる」と「好き」が混同してる人が多い気がします。
共通してるのは、どっちもプラスの意味で良さげなイメージってことです。
特に「好き」は範囲が広いので日常でも使いやすい便利な言葉です。
雲が好き、ポテチが好き、お米は柔らかいほうが好きなど便利です。
雲を愛してる、ポテチを愛してる、柔らかいお米を愛してると表現する人はあんまりいないと思います。
好きのほうが軽い印象で、愛してるのほうが情念がこもってるような印象です。
けど、雲やポテチやお米の固さと同じ感覚で人に対しても「好き」と言える人はいます。
無責任で軽いノリで好意をばら撒ける人に多くモテる印象です。
全体的に男性に多い気がします。
同時に「好き=愛してる」の差がわからない人も中にはいます。
こっちは恋愛経験があんまりない男性、若い女性、恋愛体質の女性に多い気がします。
この全く感覚が違う人たちが同じ言葉を使って気持ちを伝え合おうとする大事故は世の中にけっこうある気がします。
愛してるは重い
人を愛することは、キレイで温かくて尊いことのように思います。
同時に「重い、執着、情念」のような含みを感じさせます。
- 「束縛や監視をする」
- 「しつこくして嫌われる」
- 「嫉妬で怒鳴る」
- 「家が知りたくて尾行する」
人を愛するというのは良いことばかりでなく負の側面があり時に重くキモくて怖いのです。
愛してる女は男にとって苦手
男性で好きと愛してるの違いを真剣に考えたことある人は、あんまりいないでしょう。
なんとなく愛してるのほうが真剣味があるくらいって感覚でしょうか。
私は男性でないので断言できないのですが、女性に「好き」と言われて悪い気がしないと感じる反面、「愛してる」と言われたら逃げ出したくなる男性が多い気がします。
女性の愛してるには「重い、暗い、責任」など込められてるように感じるし、
愛してるという言葉そのものよりも男性は重たい愛情を歓迎しないです。
真面目で一途で真剣だからこそ怖いし、思いつめて刺しそうな女。
火曜サスペンスでやらかすタイプです。
そういう女性は重たい女にカテゴリー分けされます。
重たい女とは、愛する女なのでしょう。
人によって好きの意味合いが違うことを知る
人によって好きや愛してるの違いがあることを知りましょう。
相手が好き好き言ってくれてるから、自分と同じくらいに好きなんだろうと思ったら拍子抜けするでしょう。
私の持論ですが、なるべく他人を深く愛さないほうが良いと思います。
他人を愛するということと、キモくなることは比例するからです。
軽い好意レベルのほうが、他人は嬉しいし歓迎します。
自分は自分もバランスの良い生活を送れるからです。
愛しすぎたことが原因で好きな人に嫌われてしまうことだってありますからね。
愛の深さと人としての魅力は違います。