自分のことを好きでいてくれる人を好きになるとは限らないんですよね。逆に煩わしかったり、重く感じたり気持ち悪く感じることさえあります。
自分のことを好きでいてくれるのは、ありがたいことのはずなのに
嫌われているよりかは好かれているほうが良いですよね。自分のことを好きでいてくれて素直に嬉しいって思えるのが、その人のことを自分も好きだと思ってる場合だけですよね。
好きでいてくれるから、好きを返すみたいに相手を好きになるといった単純明快なことにならないんですよね。申し訳ないんだけど、重く感じたり気持ち悪く感じたりしますよね。その時に自分って何て酷い奴何だとも思うのですが、嫌悪感が勝ったりします。
自分のことを理解してくれる人を好きになる
逆に人を好きになる瞬間を考えたら、自分自身という人間を理解されて受け入れられた時ではないかと思います。
- 自分はちょっと変わっていて周囲から浮いてる気がするけど、それを個性として受け入れてくれた。
- 誰にも理解して貰えない悩みを共感してくれた。
- 自分のやってることを肯定して応援してくれた。
- 自分の気持ちを代弁してくれた。
心の穴を埋めてくれる人を男女問わず好きになるんじゃないんでしょうかね。
容姿が好みのタイプである、生き方がカッコ良くて憧れる、一緒にいて楽しいから、と他にも好きになる理由はあると思いますが、「自分を受け入れて理解してくれる人間」に感謝して好意を寄せることが多いと思います。
自分が好きなだけじゃ相手に好かれない
- 好きを盾にこっちの都合を考えずに好意を押し付ける。
- 自分が好きだからと言って、向こうも好きだという態度を取る。
- 冷たく切り捨てて突き放して自分のペースに持っていこうとする。
- あなたのためと言わんばかりに人生をコントロールしようとする。
好かれるどころか独りよがりの好意を押し付けると嫌われてしまいますよね。
好きな相手に対して、ナチュラルに嫌われる行動を取ってる人が多い印象です。
これをやったら嫌われるかもしれないという想像力が欠落しているんですよね。
不思議なもので「自分が好きと言ったらキモイと思われるかもしれない」と思ってる人のほうがキモイと思わないものです。
相手に好かれたい場合は相手の立場になって考えよう
相手に好かれるためにすることは、デートを回数を重ねたり、プレゼントを送りつけたり、ボディタッチを試みたり、マニュアル通りの優しさを振る舞ったり、家庭的であるとアピールしたり、好きを伝えれば良いというわけじゃありません。
話を丁寧に聞いたり、相手の立場になって親身になって考えて行動して、趣味や考え方を理解して尊重することで、心を開いて好意を抱くのではないでしょうか。