趣味でも食べ物でも持ち物でもこだわりが強すぎると、他人に避けられる人間になります。
強すぎるこだわり
仕事などでどうしてもこだわらないといけない場面もありますが、何でもかんでも「こだわり」に執着すると他人から見たら結構ウンザリします。
融通が利かないと思えたり、神経質で気難しい人だと思えたり、誤って傷つけてしまったら劣化の如く怒られそうとか気が休まりません。
こだわりが強い故に自慢話が長引いたり、間違った方法や自己流のやり方でしたらいちいち口を挟まれたらイヤになります。
萎える会話の例
- 「家のインテリアのバランスが崩れるから変な雑貨を勝手に買わないでくれる!?不要なものは全て断捨離!」
- 「ラーメンを食べる時は麺を食べる前にまずスープから!卵を割るタイミングは半分食べてから!ラー油は外道!」
- 「そのゴルフのスウィングのフォームはダメだ!頭を動かすな!!グリップの握り方も変だから直せ!」
- 「本は紙じゃないとダメだ!しかも新刊で他の人の触ったやつは嫌だ!汚い!」
このような感じでいちいちツッコミが入ると鬱陶しいのです。口を開けば常に怒られるのは子供に限らず大人だってイヤです。
なので、こだわりが弱い方が恋愛面では有利なのです。
こだわりが強い人への対策
こだわりの強さは、ちょっとやそっとじゃ治すことは難しいです。
自分の考えを押し付けすぎない、他人に好きにさせる、自分流のやり方に背くことをやっていたとしてもほっておく、自分のこだわりを熱く語らずに一言でサラッと纏めて自分ばっかり喋らないようにする。
これら良い人間関係を築く上のポイントになってくると思います。
こだわりが強い人が嫌がられるのは「押しつけが強い」から嫌がられるんですね。
なので押しつけの部分を弱めたら、例えこだわりが強くても他人に避けられることなく上手くいきます。
真逆のこだわりが弱い人
「こだわりが弱い人=どんな価値観も受け入れやすい人」でもあるので、男女問わず大人気なわけです。
趣味に精通していて自分なりのこだわりや美学を持って生きてる人よりも、無趣味で何でも付き合ってくれて、そこそこ楽しめる人の方がモテるのです。
文章だけなら前者の方がカッコイイですが、世の中のほとんどの人が何かしらのこだわりを持っていて自分が好きな人にも自分が好きなことを共有して楽しみたいと考えているので、後者の人間の方が需要が高いのはある意味当たり前なのです!
「私に好きなことはない」「語れること何一つない」と卑屈になってる方が中にはいると思いますが、「何もない」のが魅力になるのです。精神的な余白余裕に惹かれるものです。