モテ貯金は「男性にモテる」ことに焦点を当ててマニュアル化してますが、著者である姫姉様の過去の後悔や反省も含まれています。
恋愛やファッションに振り回されて時間とお金を失った
私も10代の時は自信のなさからブランド物が欲しかったです。
ヴィトンのバッグとかクロエの財布とか持っていたけど、それによって自分の格が上がってないことは自覚していて、身の丈に合っていないことを恥じました。
ブランド物を持ったって自分は偉くもイイ女にもならないのに。
リアルタイムでもそのことに気が付きつつも、当時は自分の空虚さを埋める方法を知らなかったし、すぐに解決できる問題じゃなかったので長いこと苦しみました。
もっと賢いお金の使い方をするべきだったと言ったら簡単ですが、もっと自分の持つ空虚さの原因に気付いて自分と格闘するべきであったと思います。
自分で一人で生きていく覚悟と未来を考えていなかった
18歳の時から私は玉の輿に乗ると意気込んでいて、結婚に対しては意欲的でしたし、若いうちに動いた方が有利だし、男性がロリコンで今の自分は若いから価値があると過信していました。
恋愛に積極的で恋愛本も沢山読んだりモテることの研究に熱心でした。ある意味「モテ貯金の誕生」です。だから自分ひとりで生きていく人生は、真剣に考えていなかったです。現在独身なのはバチがあたったのかもしれません。
今までの彼氏はお金持ちで優しい人ばかりでした。男性たちに甘やかされていたのもあって、自分で稼ぐ意欲が全然なかったです。結婚するまでバイトで生き延びれば良いと完全に舐めてました。
男性目線で見たらすぐに分かることなんですが、自分の成功に便乗しようとしてる若くて少し可愛いしか取り柄がない女に責任を持とうと思わないのは当たり前なのです。
だから若い内から「結婚しなくても一人で生きていける自分」を想定して、真剣に将来を考えるべきでした。そしたらもっと時間を有意義に使えただろうなと思います。
恋人の足を引っ張ったことを後悔している。
今では鋼のメンタルと言われていましたが、若い内は年齢相応に(?)情緒不安定なところがありました。当時の彼氏の気を引くために、泣いてみたり、傷ついたふりして心配させたり迷惑を掛けました。
このことに関しては今でも申し訳ないことをしたと思っています。
彼のこと好きだったのに、結果的に困らせて嫌われるようなことばっかりして本当にバカだったと反省しています。恋愛マニュアルをあんなに沢山読んだのに女の涙は武器だって書いてあったのはウソだと悟りました。
彼を失ってから2年後に強くなろうと思いました。決意するには遅すぎました。別れてから一度も会っていません。
モテ貯金は著者の後悔と無念でできている
恋愛もファッションもシンプルで良いんです。ややこしく悩ましくなって振り回されるのは自分の心が弱いせいなんです。
私が10代の時にモテ貯金があったら、もっと有意義にお金と時間を使うことができたであろうと思います。もっと早い段階で自分ひとりで生きていく方法について真剣に考えるべきでした。その方が自分自身がイイ女になれたでしょうし、もっと良い男と出会えて、もっとモテたと思います(結局そこ!?って思うかもしれませんが重要な事実です)
読者の方に同じ過ちをして欲しくなりません!!!!
皆さんの気を引くために恋愛やファッションネタを連発させてコラムにしていますが、そのことで頭いっぱいにして一生懸命になるのは本当にくだらないです。それで飯を食っているとは何と皮肉な状態でしょう。
モテ貯金は私の後悔と無念が詰まった遺書です。どうぞ、上手いこと使って活かしてください。そうすることで私の過ちが供養されます。
現在は遅いながら、ひとりでも生きていく道を模索しています。意外にやればできることが多くて今まで自分を過小評価していたと思います。
決して年齢は若くないですが、まだ巻き返せると自分を信じてひとりでも幸せになれるように生き延びます。
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