私は過去にアパレル店員をやっていました。
高級ゴルフウェア販売員、レディースアパレル店員を経験。
アパレル店員になった経緯
当時ゴルフをやっていたので、男性物のゴルフウェアを売る仕事をしていました。
洋服が好きだから、という純粋な理由ではないです。
次のレディースアパレルは給料が高くて、職場が家から近いという舐めた理由で選びました。
女性ファッション市場に驚きの連続
そんな不純な理由でレディースアパレル業界に入ったのですが、色々驚きました。
清潔感がなくて、女性らしくなくて、奇抜なデザインの服が売れまくってることに驚愕しました。
絶対にモテなさそうなのです。
こんなデザイン誰が買うんだ?→ げげ!?これ買うの!?
というのが日常茶飯事なのです。
オカメインコ柄のブラウス、ヤシの木がプリントされたパンツ、ヒョウ柄とシフォンレースのスカート、スパンコールがビッチリのワンピース、意味が微妙な英単語の服。
WE CAN SPEAK ENGLISH って・・・汗
女性は本当にファッションセンスが良いの?
女性ってファッションセンスが良いと思い込んでるだけあって、私が遅れているのか?と悩みました。
ある日先輩のアパレル店員の人(40代後半)が、
ストライプの長袖ブラウス × 花柄とチェックのパンツ × 原色の緑のカーディガン(プロデューサー巻き) × 中折れハット のコーディネイトで店頭に立ってたんです。
まさかの上下、柄×柄の組み合わせ。絶対におかしい。
何故そのコーディネイトで大丈夫かと思ったのか聞きたかったです。
プロデューサー巻きは必要なのか?絶対に邪魔やん。
店内で帽子ってどうなの?と色々考え込んでしまいました。
しかも店内は熱かったです。私は半袖でも熱いと思ってました。
ふとした瞬間、先輩から信じられない発言が…
「あ~暑い」
暑 い の か よ 。
じゃあカーディガン止めたらええやん!と突っ込みの嵐でした。
どういう感覚なんだ、と思った矢先に、お客さんがその先輩にコーディネイトのアドバイスを聞いてるのを目撃しました。
私はその日を境に、女性のファッションセンスを信用するのを止めました。
アパレル店員や女性ファッション誌の情報を鵜呑みにしすぎ
女性はアパレル店員や雑誌の情報を真に受けすぎです。
明らかに変なファッションでも「雑誌に載っていたから」「アパレル店員さんが大丈夫」だからと鵜呑みにしすぎです。
またアパレル店員も同様に情報に踊らされまくってるので、感覚が狂ってることがよくあります。この現状を「ファッションをこじらせる」と名付けました。
不特定多数の素人が見てもダサいと認定されるファッションは、業界で流行ってようがダサいもんはダサイと思います。
2016年5月追記
自分の中でとんでもないデザインだと思っていても、仕事だからそれを売らないといけないんですよね。そこの服の品質も納得いくものでなかったので、販売してて辛いモノがありました。
女性芸能人を見ていたら分かると思うのですが、ファッションが好きなことと、ファッションセンスがあることと、買い物が上手いこととは、一見共通しているようですが、それぞれ違う素質なのです。
ファッションが好きでセンスが無くて買い物が下手というのは良くあります。