質素1カ月で慣れる。贅沢3日で慣れる。

私は人生で引っ越しを10回ほど経験しています。

 

ド田舎のオンボロ屋敷暮らしから、高層マンション住まいまで様々です

その経験の中で学んだことを書きます!

ぼくらの部屋と暮らし STYLE BOOK 自分らしくて心地いい空間と、モノ選びの基準 学研インテリアムック

 

家のランクが下がった時のストレスマッハ

子供の時はお金持ちだったので結構良い家に住んでいました。

高層マンションの最上階で広くて綺麗な新しいマンションで育ちました。

子供の頃はこれが当たり前の生活だと思っていたんですが、大人になってから、ものすごく良い生活をしていたんだなーって思いますね。

 

しかし親の仕事の都合で引っ越して、小汚い社宅に住むことになりました。

家のグレード大幅ランクダウンで子供ながらストレスを感じました。

 

階段に大量の虫が転がっていて毎日必死に避けることに神経を注ぎました。

 

うっかりカナブンを踏んでしまったこと、傘をひらいたら中にカナブンがいたらしく飛んで行ったこと、寝てる時にカナブンに襲撃されたことが現在も心に深い傷を残しています。ブンブンブン

 

畳が日に焼けて使い古されたような昭和を彷彿させる和室、風呂は古臭くて溝とスノコが置いてあってたまらなくイヤでした。

 

「最初住んでいた家に戻りたい」と故郷に思いを馳せながら暮らしていました。

 

生活水準を急激に下げるとストレスがものすごいです。

 

田舎のオンボロ空き家で貧相な暮らしに慣れておく

世の中は不況です。いつ無一文になって家を失ったとしても、ちゃんと生きていけるように貧乏生活に慣れてサバイブしてでも生きていく術が必要だと考えました。

 

食費を抑えた食事を作ること、汚らしい環境にも耐えて慣れておくこと、冷暖房は使わないで自然の気温で耐え忍ぶこと、虫が出ても適切に対処して退治することが将来役に立つんじゃないかと思ったのです。

 

実際に経験してみました。最初は劣悪な環境にストレスを感じて不平不満もありましたが、1か月ほどでそれなりに慣れました。住めば都ってやつです。

 

これでいざ転落しても大丈夫だと思いました。

 

都会の便利な暮らしに触れて覚醒

田舎のオンボロ空き家住まい慣れたと思っていましたが、都会に行ったら一変。

 

「都会サイコーーー★イエーーーーイ ( ☝՞ਊ ՞)☝」

 

と思ってしまいました。

 

壁が砂壁じゃない時点で素晴らしい!壁に穴が開いてない!風呂にナメクジが出ない!虫の数が少ない!自然が迫って来ない!家の中にネズミに勝手に食材を漁られる心配がない!電車がいっぱい出てる!畳がタバコで焦げていない!床が陥没してない!

 

都会で当たり前のことに感動しました!!

 

そして元々が都会の人間であるがゆえに一瞬で都会に馴染み、ダサイ田舎暮らしにセイグッバイを決めたのです!節約と自身の修行のために田舎のオンボロ屋敷に住んでいたのに意味なかったですね。

 

質素1カ月で慣れる。贅沢3日で慣れる。

現在は都会の中心で景色が美しい清潔な家に住んでいます。

階段を使わないでエレベーターで昇り、寒い時はエアコンを使い、人間以外の生き物からの襲撃に怯えることなく平和に暮らしています。

 

「質素1カ月で慣れる。贅沢3日で慣れる。」という言葉を考えたのは私です。

どんだけ貧しい暮らしを経験しても便利で贅沢な暮らしを覚えるほうが早いです。

 

今ではオンボロ空き家暮らしなんぞしたくありません。

家に上がりたくもないレベルです。水道水も飲みたくないです。

衛生面を考慮して全体を焼き払うことを選ぶことでしょう!

ようあんな場所に住んでいられたなと自分で思う訳です。

 

 

この経験からわざわざ貧乏慣れする必要はないと思いましたね。

贅沢な暮らしができるうちにしたほうが良いです。

 

生活水準が落ちるのは本当にストレスです!
けど生活水準が落ちたら嫌でも順応していくしかないです!
その時になってから文句垂れつつ慣れていったら良いんです!

 

イヤだったら生活水準を落とさないように必死のパッチになって対策を打った方が本人のためだと思います!!

 

リアル貧乏になってから貧乏暮らしをしたらいいんです!

 

 

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