皆さんは女性誌が何で売り上げをあげているかご存知でしょうか?
今回は女性誌(主にファッション誌)について語ります。
ファッション誌に乗ってる服は「読者に買わせたい服」
ファッション誌に載ってる服は、編集部が選んで厳選した商品でなく、洋服の会社が売り出したい服を掲載させているのです。
雑誌のカラーとか親和性とかもありますが、基本は企業側の都合なのです。
それを魅力的に編集するのがファッション雑誌の編集者さんやモデルさんの仕事なんです。ファッション雑誌のお客さんはアパレルメーカーなんです。
ファッション誌は500円~700円で売ってますが、あんだけフルカラーのページがあったら、もっと元値が掛かってます。
雑誌の原価は1000円は超えてます。
付録がついていたら、もっとかかっているでしょうね。
ファッション誌が売れれば売れるほど赤字になる訳ですが、アパレルメーカー側の売りたい商品を載せる広告料で利益を上げているんです!!
流行は会議で作られている
「流行は現場で起こってるんじゃない!
会議室で起こってるんだ!!」
踊る大捜査線の織田裕二風に言いました。
毎年服の流行がありますが、何を流行らせるかファッション界の偉い人が決めているんです。
本当はコンサバの定番の服で良いけど、それで留まると服が買って貰えなくなるから流行を作るんです。
毎回似たようなファッションだとファッション誌もネタギレになるから、多少デザイン性がおかしくても売るためにプッシュするんです!
流行カラーは「来年はブルーでいきまっしょい!」「ほなブルーの服を多めに作って売るわ」といった具合の会議で決めています。
オシャレピープル達の間で流行って、ファッション雑誌の編集者達が情報をキャッチしてくると思ったら大間違いです。
全ては「買わせるため」に流行をあおってる
- 「流行の服を着ましょーーー!」
- 「新作コスメをチェックーーー!」
- 「海外の新しいスイーツが出ましたー!」
- 「ダイエットにきくスポーツが登場しましたーー!」
- 「大人女子ならブランドのバッグ持たなきゃーー!」
- 「恋愛しましょーーーーー!!」
といった具合で煽って購買意欲を上げるのがファッション雑誌の仕事です。
ファッション誌は読者にファンになって貰って雑誌の売り上げで利益を上げてるんじゃないんです。それではやっていけません。
- アパレルメーカーが売りたい服を女性ファッション誌に載せて広告費を払う
- 女性から服やコスメやダイエットなどにお金を使う
- アパレルメーカーがお金を回収する
モデルさんはモデルさんで流行を追ってブランドの服を身にまとうのも仕事の一つです。
ライフスタイルを商品化して服を素敵に魅せてファンに服を買って貰ってモデルとしての地位を上げているのです。
まとめ
このことを頭に入れてファッション誌を読んでみて下さいね。
欲望を刺激したり、不安を煽ったりして読者にお金を使わせる仕組みになっているのです。
全て信じたらお金がなくなってしまうのでご用心です。